1月30日手術

老犬ユズ(14才4ヶ月)の元気な姿が、何時まで見られるか?
そう思って、花梨の後、ボチボチですが、アップしようと考えました。

さて、日誌が、後先になりますが・・・・。


夜中の嘔吐が、何日か続き、獣医さんに診て頂く。触診で、
「? お腹に、何かしこりがありますよーー」
「エコーで診ましょう」
「やっぱり、何か有りますねぇ」
「何処に有るかは、開かないと分かりません」
「先生のワンコだったら、どうされますか?」我々質問。
「年齢の事を考えると、何とも言えません。このまま、大きくならないかも知れ 
 ないし、ひょっとして大きくなって、破裂する場合もあります。
 そうなると怖いです ね」

血液検査をして頂いた結果、肝機能など、問題は無いと聞き、2〜3日、
 夫婦で何度も相談した結果、手術に踏み切る。



当日、
「食べるのが命」のユズを絶食させる為に、藍と花梨の朝御飯は、
 別の部屋で。

午後から、手術が始まったが、「終了の電話」がかかって来るまで、
落ち着かず、藍と花梨の散歩を長い目にしたり、花梨の首輪を買いに、
わざわざ遠くへ行ったり・・・・。



漸く、夕刻遅く「無事、麻酔からさめましたよ、手術成功です」との電話を
頂いた。

「左右の卵巣に、腫瘍が出来ていましたので、子宮も一緒にとりました。取ったのを 見られますか?」先生。
「イヤーーァ、結構です」我々。
「じゃ、すぐ検査に出します」先生。
「見舞いに来られますか?」先生。
「いえいえ、参りません、顔を見せると、鳴きますから」と、我慢する。



翌朝
「何時でもいいですよ、元気にしていますから」と電話を頂いて、
160歩の道のりを走って行った!!(坂道だから、息切れ!)
ドアを開けて入るなり、カサカサと足音が! とても元気そうな顔で
看護婦さんに連れて来て頂く。
消毒・飲み薬などの説明・そして切除して頂いた「物」の写真を頂いて、帰宅。
何時もと同じ歩調で、元気に歩く。「チー」もマンホールでなさった(笑)。


お布団を敷いておいたら、(以前の手術の時、休んでいたお布団)、
ユズはさっさと寛ぐ。



何と!!昨日一日、食欲不振だった藍が、ユズのお布団に、
ぐたーーッァ!と倒れるように寝た(驚)!!

藍は、とっても心配していたんだなぁと、気づく、ぼんやり老夫婦。
安心したのでしょうね、ぐっすり休んだ後、間食の「ヨーグルト」の催促も、
夕食の催促も、何時も通り、藍は励んだ。


花梨は、「何か、変だなぁ?あまり近づかないでおこう」って風に、寄り付かず(笑)



一頻り眠ったユズは何時も通り、カウチにも平気で上がって、休む。傷口は痛くないのかと、ヒヤヒヤ。

ちょっと、グロテスクですが・・・。


2週間後の抜糸は、以外に早く10日目で抜糸。
(傷口が怖くて、塗り薬がぬれない(消毒出来ない)私。
毎日、拭き取ったり塗ったりは、全部先生にして頂きました。
だから、速かったのなぁ??)


検査結果
「悪性に近い腫瘍。転移の確率は20パーセントぐらい。」
先生は、「思い切って手術してよかったですね、子宮蓄膿症になる所でしたね」と、ニコニコ。
我々は「保険に入っていて、良かったねぇ」と、ニコニコ(笑)。

最近、漸く、お腹の毛が生え揃って来ました。
触診で、シコリを見つけて頂けたから、本当に良かったと感謝しています。